耳よりな話

現在、姫路、赤穂、たつの、相生、太子、上郡、加古川を中心として活動していますが、
御依頼は、兵庫県の内外を問いません。また、経済的に困難な方には無料法律相談も可能です。

裁判所の接見禁止命令と準抗告

 犯罪の被疑者として、捜査機関に逮捕されると普通は翌日か翌々日に、勾留ということで、留置場にとめられてしまいます。普通は20日間ですがまれに10日間ですむ場合があります。建前は罪証隠滅や逃亡を防ぐためだということになっていますが、本当は、身柄を押さえて、朝から晩までぎゅうぎゅう取り調べることが目的です。

 
  この場合、留置場に入れられても、家族・友人・知人との面会はできるのが普通ですが、罪証隠滅のおそれがあるということで、この面会も禁止されてしまうことがあります。これを接見禁止というのですが、一応法律で認められた制度です。この接見禁止も捜査が完了して起訴されてしまえば、普通はもう罪証隠滅もできないだろうということで、起訴と同時に家族・友人・知人との面会ができるようになります。

 
  ところが、先日、起訴前の勾留のときには、それほど罪証隠滅のおそれもなかろうと言うことで、接見禁止にはなっていなかったのに、起訴と同時に接見禁止になってしまいました。家族との面会もできません。これは否認(自分は無罪だと主張すること)している被告人への、露骨な嫌がらせであることは間違いありません。申し立てした検事も検事ですが、それを認めた裁判官も裁判官です。昨今の法曹の劣化が明らかです。

 
 しかし、勿論、放置できませんので、不服申立(準抗告といいます)をして、直ぐに取り消してもらったことは言うまでもありません。警察・検察は全く油断ができませんし、裁判所も鵜呑みにはできません。

DV「シェルター」

DV「シェルター」をご存じでしょうか?暴力夫からのDV被害女性を一時的に保護する施設で、市・町や警察その他いろいろな団体が窓口になっています。

世の中にはとんでもない夫がいて、何をさておき逃げ込む場所が必要な場合があって、その後の住宅確保や就労支援にもつなげられているようです。
 いるようですというのは、どうも弁護士に対しては警戒感があるようで、よく分からないのです。弁護士は、いつも被害女性の代理人をするとは限らないわけで、夫の代理人をすることもある訳です。暴力夫が弁護士に依頼することもあります。そこで施設側も、安心できないと言うことかも知れませんが、女性が1度シェルターに入ってしまうと、その女性の代理人の弁護士でも全く連絡が取れません。こちらからも連絡できませんし、シェルター内の女性本人から連絡してもらうことも出来ません。シェルターがどこにあるのかも分からないのが建前です。
 しかし、離婚となると、協議離婚できなければ(暴力夫の場合には協議離婚が出来ないことが普通です。)、裁判所で調停、訴訟をしないといけないのですが、弁護士に依頼しないと困難です。保護命令(暴力夫のつきまとい、周辺徘徊の禁止や住居からの立ち退きを求めるもの)も、弁護士に依頼することが多いでしょう。   結局、現状では、何をさておき逃げ込んで(4,5日~1ヶ月程度)、一息ついてシェルターを出てきて、弁護士に依頼すると言うことになるのでしょうか。しかし、シェルターから弁護士への連携は普通ありません。
  労働事件の企業側の代理人と労働者側の代理人、医療過誤訴訟の病院側の代理人と患者側の代理人というように、ある程度でも、弁護士の色分けが出来るようになれば状況が変わるのかも知れませんが、今のところ変わりそうだとも言えません。現状では、暴力夫の代理人をするときには、暴力夫の理不尽な要求については距離を置き、弁護士が変に熱くならないと言うことが必要なのでしょうね

無料電話相談にもお答えします。

手すきのときなら、5~10分程度の無料電話相談にもお答えします。忙しくて、手が離せないときや、長時間のお相手は無理ですが、いちどお電話をかけてみて下さい。そして、もっと相談したいと思ったときには事務所にお越し下さい。

「木を見て森を見ない」という言葉があります。一本一本の木に注意を奪われると、森全体がみえなくなるということです。当事務所では、一つ一つの疑問にお答えすると共に、全体をみて本当に解決すべきは何かのアドバイスをします。

1 一つ一つの疑問にお答えします。
2 全体をみて本当に解決すべきは何かのアドバイスをします。

姫路、赤穂、たつの、相生、太子、上郡、加古川を中心として活動していますが、
ご依頼は兵庫県の内外を問いません。遠方の方も電話相談は無料です。

 

裁判中に5年が経過して執行猶予の判決

刑務所から出所して(正確に言うと仮釈放の場合には、残刑期間が満了して)から、5年過ぎてないと執行猶予の判決はできません。だから、通常は、無罪を主張するのでなければ、あきらめて刑務所に行ってらっしゃいです。

その人は出所して4年ちょいで万引きをしてしまいました。実は1年前にも万引きをしました。そのときは、罰金で済ませてほしいと検事さんにお願いしたら、起訴猶予になりました。起訴猶予というのは、起訴したら有罪になる事案でも、検事さんが、諸般の事情を考慮して勘弁してくれるという制度です。今回もお願いしたのですが、起訴されてしまいました。

僕は、あきらめて刑務所に行ってらっしゃいと言ったのですが(起訴された場合に罰金の判決が出ることは殆どありません)、本人は刑務所はどうしてもいやだと言っていうことを聞きません。仕方が無いので争うことにしました。その人は、精神的に病んでいたため、今回の万引きしたときには正常な判断ができない状態だったと、しつこく裁判で争ったところ、争っている内に、出所してから5年が経過してしまいました。

正常な判断ができない状態だったという主張は認められませんでしたが、執行猶予の判決が得られました。付言しますが、最初からそんな狙いがあったわけではありません。

icon_l

アイフルが元気です

  世間の情報によると、会社の経営が苦しいということで、過払い金の返還もずいぶんに渋っているアイフルですが、広告なども盛んにやっておりとても苦しいとは感じられません。
 先日、私が担当した事件では、利息制限法で引き直し計算をしてとことん頑張ったところ、アイフルは控訴までして抵抗しましたが、最終的には返済日までの損害金を含めてすべて回収できました。
 アイフルのどこが元気かといいますと、従業員のモチベーションが非常に高いのです。私の事務所へも減額を求めるずいぶん高圧的な電話が何回もかかってきました。半年先はわかりませんが、今のところ大変元気な様子です。