以前は、無料法律相談をハシゴする人がたまにいて、そういう人から他の弁護士の意見を聞いたりすることもあったのですが、最近はネットでの情報が簡単に手に入るため、他所ではこう言っていますがという話をよく聞きます。
弁護士から否定的な回答を受けるとあきらめてしまうケースもあるようですが、セカンドオピニオンとして別の弁護士に相談することも有効です。テレビ番組を見ていても、何人もの弁護士が出てきていろいろの意見を言っているのを見たりします。
以前は、弁護士は司法試験に合格しているので、基本的なことを聞けばほぼ同じ答えになるといえましたが、最近は弁護士を量産しすぎたために、本当かと疑うような回答をされたという話を聞きます。特に、デリケートな法律判断では人によって答えが相当に変わるものです。最高裁判所の１５名の裁判官というのは非常に偉い人達なのですが、そこでさえ８対７の僅差で判決がなされたこともあるのです。
納得できないときには、セカンドオピニオンを聞くことは今や常識ではないでしょうか！遠慮せずにご相談ください。いろいろな考え方を検討してみましょう。